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驚異の電気自動車【EV】が誕生!!

テスラが一歩リードしていたEV業界。
そして今一番勢いがあるのが中国企業、そしてその一番手がBYD(ビーワイディー・比亜迪)です。

今回、中国BYDが高級ブランド「仰望」を立ち上げ、その第一弾として驚きのEV車を出してきました。1,115馬力、0-100km/h加速3秒のハイパーオフロード BYD U8です。

全長5,300ミリ、ホイールベースは3,050ミリというサイズを持ち、ホイールサイズは20インチ。

搭載される電気モーターは4つ。各モーターが299~326馬力を持ち、合計すると1,115馬力にもなり、0-100km/h加速3秒はスーパーカー並の数値です。バッテリーの容量や走行距離は未だ公表されていません。

さらにEVならではの驚く機能が2つ搭載されています。それが、

信地旋回(自車回転)
水上走行

以下で詳しく紹介します。

 

信地旋回(自車回転)

信地旋回とは、コンパスで円を描くように方向転換することです。
ブルドーザーや戦車などキャタピラーを装着した車両が行えるものでした。それがEV自動車が、その場で360度旋回します。

【動画】旋回するBYD U8(再生すると音がでます)

自車の幅だけあれば旋回できるので、これは自動車業界にとって画期的なことです。

インホイールモーターで四輪独立制御させることで可能になります。これは電気自動車ならではの技術です。単純に右側タイヤを前進させ、左側タイヤを後進させる等のやり方。

※タイヤの摩耗が気になるところです

水上走行

水上を走るBYD U8です。
動画を見る限り、1m程の深さであれば問題ないようです。

これはエンジンのような内燃機関がないため空気の取り入れ口が必要なく、車の防水性を高めることが可能になります。

【動画】水上走行するBYD U8(再生すると音がでます)

実際にオフロードと言っても、このように川を車で渡る人がどれだけいるでしょうか?
日本は水害が多いため、保険代わりとして選ぶには十分かと思います。

エンジンを搭載した車は冷やすための空気穴は必ず必要ですが、それに比べて電気自動車はそういう制約が少ないため、今後も自由な発想の車が誕生しそうです。

BYDとは

BYD(ビーワイディー・比亜迪)とは、日本では全くというほど知られていない中国企業です。
主にEV車(電気自動車)を製造販売しており、2021年度の売上高4兆1500億円(前年比38%増)です。

日本の自動車メーカーの2021年売上高の比較では、

・トヨタ:31.3兆円
・ホンダ:14.5兆円
・日産 :8.4兆円
BYD :4.1兆円
・スバル:2.7兆円
・マツダ1.6兆円

となりますので、日産とスバルの間くらいの規模に相当しますが、売上高が前年比38%増なので、これは日本企業を追い越す勢いです。

実際にEV販売台数シェアを見てみると、既にテスラを抜いています。
<2022年1月~10月に約140万台のEV車を販売>

出典:Counterpoint

中国企業ということで難色を示す日本人が多いかもしれませんが、既に日本でも京都や沖縄でBYD製のEVバスが多数導入されています。。
またトヨタとは友好な関係であり、2022年にトヨタが発表したEV「トヨタBZ3」もBYDとの共同開発です。

BYDには中国の自動車メーカーでMidAmerican Energy社を通じてウォーレン・バフェットも株主となっています。

気になる値段と感想

U8の気になる値段ですが、80万元(1600万円)~150万元(3000万円)だとコメントしています。

まだまだ高価ですが、将来この技術が普及していく中で、徐々に一般車にも浸透してくれるのではないでしょうか。これは期待しています。

ネットの反応

・実際には1年に1度使うかどうかの技術だと思う
・タイヤの摩耗はどうなのか

・浸水が多い日本では良い

・耐久性に疑問は残るけどそもそもこういうチャレンジ精神は賞賛出来る日本は保守的なつまらない車ばかりになったからな国とメーカーが悪すぎるわ

・これはめちゃくちゃ流行りそうだね。エンジン車との概念が180度変わる

・戦車などができるやつだね 左右で回転方向を逆にすればいい 問題はタイヤにダメージ行きそうってすぐに思ってしまう

・実際に使わなくても、こんなことができるって示せることが大事 制御性や浸水時の安全性をアピールできるからね

・水上走行は凄いな 防水と軽量化と重量バランスの要素が全部要る 実際に水上航行するときには小型船舶免許も要るのだろうけど

・これは便利じゃないよ回転半径必要になる 駐車で欲しいのは真横に動ける機能だよ それか前輪や後輪だけ横に動かせるやつな

・害の時にガソリン車が冠水した道路を前に立ち往生しているのにEVが普通に突っ込んでいってわたってた映像あったなガソリン車に勝ち目あるんかよ今後

・失敗を繰り返して完成度を高めていく昔は日本もできていたんだけどな

・いや、EVはガソリン車と違ってホイールの中にモーター入れたりできるから、こういうことできるよ、それに水に対しても強いのは内燃機関ではなくてEVの方なんだよな

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