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メディア編集長の日々徒然

「ふざけて心霊スポットに行かないで」その理由とは

「ふざけて心霊スポットに行かないで」 若者から急増する呆れた依頼とは、という六尺法師さんのツイートを元に記事が出ていた。

肝試しと称して、特に若者が心霊スポットに訪れる。
その後、六尺法師さんのところにお祓い、除霊の依頼が急増。
そのために本来の業務が滞ってしまうため、心霊スポットには安易に行かないようにという内容。

ちなみにお寺では基本的に除霊や浄霊などという名目で何かすることはなく、行うのは霊とされる対象への供養や縁切りの祈祷だ。そして盛り塩は意味がないとのこと。

簡単に説明するとこのような内容の記事だ。

心霊現象を信じている人達

六尺法師さんの返信ツイートを見てみると、

  • 実際にポルターガイスト現象が酷い
  • 霊からすれば冷やかしで来られるのは嫌だろう
  • やっぱり幽霊っているんですか
  • 私は何度も心霊現象を体験しているので廃墟に行こうと思わない
  • 盛り塩はやり方によっては余計に霊を呼び込むらしい
  • 夏は幽霊もお寺も繁盛期なんだな。稼ぐ時に稼がないとな
  • たぶん霊からしたら他人が土足でズカズカ入り込んでるのと同じ
  • 心霊スポットに行くならお清めの塩とお酒は必須
  • 心霊って、本当にあるんだ

などなど結構信じている人が多い

若者が連れ立って面白おかしく心霊スポットに探索に行き、その後何か悪いことが起こると霊のせいだと考える。そこで怖くなってお祓いを頼むのだろう。

昔は心霊番組が多かった

最近はそうでもないが、昔は心霊番組が多かった。特に有名な霊能力者が「宜保愛子」だ。

見た目はただの普通のおばさんだったが、「霊が見える」霊能力者として数々の番組に出演していた。昔は本当に霊の存在を信じていたし、夜怖くてトイレに行けないこともあった。

でもいい大人になり、霊の存在というのを信じなくなった。霊という存在にいろいろと疑問があるからだ。なぜ特定の人だけが霊になるのか。なぜ服を着ているのか。なぜ見える人と見えない人がいるのか。そもそも魂というのが存在するのか。

アナログからデジタル文化になってからというもの心霊写真などあまり見なくなった。
アナログだからこそ特殊な偶然が重なって霊と見れる現象が発生したと思っている。

特に若い人は霊の存在を本気で信じている人が多いし、そういう昔ながらの身近なしきたり(盆など)もある。


今回の記事を見ても、お寺が霊を供養するとか(除霊や浄霊なども)、そういう霊に関してのことは依頼者側の自己満足でしかないと思っている。
お祓いしてもらったから「もう大丈夫だ」と。それで安心できるならお寺も必要なのだろう。

あなたが幽霊なんていないと言えば済む話

最後に面白いツイートも発見した。

「そんなしょーもない嘘よりあなたが「幽霊なんかいない、呪いなんて無い」と一言言えば済む話。結局あなたがやってるにってただの霊感商法ですよ。自覚有る無い別にして。怪しい霊媒師も占い師もあなたも全く違いなんてありません。先祖を敬うことと霊感商法は別の事ですので。」

一般的な供養として、四十九日の法要や一周忌や三回忌などがある。それは霊とは関係なく故人の冥福を祈ること、感謝の気持ちを伝えること。
供養することで残された人の心の支えとなり、家族と共有することで絆も深まり心も豊かになっていく。

そしてこういう広告も見かけた。

最初に見たときに、こりゃ安いと思った。
非檀家、車代、心付けを含んでたったの3.3万円。

このくらいの金額なら安心料として頼んでも良いかもしれない。
それにしても15分くらいお経を読んで3万円もらえるのは良い商売かもしれない。