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メディア編集長の日々徒然

セブンイレブンが最短30分で商品を届けるサービスを5年後に展開予定(2026年2月期を目処)

セブンイレブンが宅配事業に参入し、アマゾン、ウーバーイーツ、出前館等に対抗すると報道があった。https://www.job-fun.net/?p=1672&preview=true
しかし残念ながら、参入時期は2026年と、まだ5年先の話。

なぜ今、セブンイレブンは宅配事業に乗り出すのだろうか。

なぜセブンイレブンは宅配事業を行うのか

2つの理由として、「コンビニ業界の売上伸び悩み」と「宅配事業の急拡大」。

日経新聞がまとめた20年度のコンビニ調査では、国内の全店舗売上高(8社対象)が前年度比6.1%の11兆886億円と1981年度以降で初のマイナスに転じた。

一方でネット通販はコロナ感染下の外出自粛などを背景に22%増の12兆2333億円と急拡大。コンビニ市場の規模を上回った。

コンビニはマイナス。通販は大幅なプラスということだ。

今後も売上増が見込めないセブンイレブンは、宅配を次の新業態と位置づけて成長の起爆剤とする。宅配導入は店舗オーナーの判断にまかせるが、国内2万1,000店大半が実施する見通しだ。

セブンイレブン宅配の詳細

セブンイレブンは独自のAIプラットフォームを用いて最短30分配達を目指す。

専用サイトやアプリで注文を受けつける。店舗で取り扱う品物は約3000品を対象。
1000円(税抜)以上から注文でき、330円の配送料が別途かかる。注文は23時まで配送まで受け付ける。

宅配については、提携する物流業者が担当。通常配送にプラスしてセブンの配達も行う。
宅配範囲は店舗から半径500メートル程度を想定。需要によっては拡大する可能性もある。

既にローソンはウーバーイーツを利用して宅配事業を行っている。

ローソンは既にウーバーイーツで宅配事業を運用中

宅配で先行していうのはローソン。既にウーバーイーツより注文することができる。

約350品目の取り扱いを行い、その中でも「からあげクン」や牛乳、トイレットペーパーなどの日用品、酒類などの売上が高くなっている。

ローロンにおけるUberEatsの売上状況(2020年8月実績)

◆売上高上位商品

  • 1位:「からあげクン レッド」
  • 2位:「チーズドック2」
  • 3位:「からあげクン 北海道チーズ」

◆平均単価は1,361円。

◆主な取り扱い商品。

弁当、おにぎり、麺類、フライドフーズ、デザート、ベーカリー、冷凍食品、おつまみ、飲料、酒類。カップ麺、日用品、雑誌など。

すでに2021年6月時点で、全国1892店舗で実施中
東京都(599店舗)神奈川県(195店舗)埼玉県(131店舗)千葉県(113店舗)愛知県(89店舗)大阪府(257店舗)など

さいごに

この宅配サービスの開始予定は5年先だ。5年後はどういう状況になっているかわからない。

専用アプリ開発をはじめ準備期間がかかるのはわかるのだが、今の状況で5年後は遅すぎる。また初期の配達範囲が半径500メートル程度とのことで、配達区域は限定されてしまう。

配送料が330円と安いため、近くにあるのなら是非使いたい。特に普段出かけない年配者の需要が多いだろう。弁当2個、デザート2個頼むとあっというまに1,000円超えてしまうそうだ。

それにしてもコンビニ店員は大変だと思う。今でもレジ以外でも様々な処理をやらされ、さらに宅配商品のピッキングもしなければならない。時給2000円くらいに上げてもらわないと割に合わないだろう。